囲碁のウッテガエシ — 一子捨てて取り返す手筋 | PlayGo.gg
石を一つ捨て、相手がその石を取った直後に、より多くの石をまとめて取り返す手筋のことです。
ウッテガエシとは?
ウッテガエシは、ダメが1つしかない場所にあえて自分の石を打ち込むところから始まります。一見すると相手にタダで石をあげているように見えますが、その捨て石の周りの形こそが罠なのです。隣接する相手の石もダメが2つしかなく、しかもそのうちの1つは、こちらの捨て石がいま占めている点そのものです。
手順は3拍です — まず一子を打ち込みます(自石のダメは1、相手のダメは2)。相手が取ります(取った点はまた空きますが、相手の石はまだその点を埋める必要があります)。こちらがその点に再度打ち返して、今度はアタリになった相手の石をまとめて取る — これで「打って返し」が完成です。一子を与えて二子・三子・あるいはそれ以上を取る、ほぼ常に得な交換です。
いつウッテガエシが成立する?
三つの条件が同時に成り立つ必要があります:
- 捨て石のダメがちょうど1つ(相手は取るしかなく、放置すれば次に取られないまま生きてしまう)。 - 相手が捨て石を取った直後、相手の石のダメもちょうど1つ。 - 取ったあとに空く点が、こちらが直ちに打てる場所である。
相手のダメが3つあれば、取った瞬間にダメが余分に増えてウッテガエシは失敗します。捨て石のダメが2以上あれば、相手は無視できるので罠は溶けます。ウッテガエシはダメ2の形の隙間でしか成立しません。
逆に自分が罠に踏み込みそうな危険信号も覚えておきましょう — ダメがちょうど2で、その1つが内側(味方の石に囲まれた点)にある相手の石(または2子)。取る前に、取り返した後の局面を必ず数えてください。取ったあとに自分の石がアタリになるようなら、その取りは罠です。
実戦でのウッテガエシの例
黒はどこに打てばウッテガエシを作れるでしょうか?
ウッテガエシは本質的には欠け眼と通じる発想です — 小さな物を与えて、より大きな物を直ちに得る。これは囲碁全体に通底するテーマでもあります。