囲碁の詰碁とは?無料のサイト・アプリや詰碁を解く効果を紹介!
「囲碁の上達には詰碁を解くことが重要」という話を聞いたことがあるのではないでしょうか。
実際、多くのプロ棋士や強いアマチュアはたくさんの詰碁を解くことで棋力を向上しています。
本記事では、詰碁の基本的な知識から、実際に学べる無料のサイトやアプリ、そして効果的な取り組み方までわかりやすく解説します。
[toc]
囲碁の詰碁とは?まずは重要性を理解しよう
詰碁とは、どうやったら二眼を確保し自分の石を生かすことができるか、あるいは相手の石の眼をなくして取ることができるかを考える問題のことをいいます。
詰碁を繰り返し解くことで、石の生き死に、形の急所、手筋など、一局を通して必要な力が身に付きます。
特に、石の生き死には勝敗を左右する大きなポイントです。
普段から詰碁を繰り返し解いている人は、不利な局面からでも相手の石を取って逆転する力がついてくるでしょう。
一方で詰碁を敬遠している人は、終盤まで有利に打ち進めていても肝心なところで石が取られ、悔しい逆転負けを許してしまうかもしれません。
コツコツ詰碁を解いて地力をつけることが勝率アップの近道といえます。
無料で詰碁を解けるサイト・アプリ3選
詰碁は無料で学ぶことが可能です。
ブラウザで気軽に始められるウェブサイト、スマートフォンで移動中に学べるアプリなど、自分のライフスタイルに合わせて選ぶことができます。
ここでは、特におすすめのサービスを厳選して3つご紹介します。 ご自身に合いそうなものから試してみてください。
PlayGo.gg
PlayGo.ggは、ウェブサイトとアプリの両方で利用可能な総合囲碁プラットフォームです。
毎日新しい詰碁が配信されるため、詰碁の学習を習慣化できます。
また、棋力ごとに細かく分類された問題が大量にあるため、PlayGo.ggだけでもかなりのレベルに到達することが可能です。
間違えた詰碁は自動で保存されていき、定期的に復習するように通知がきます。
繰り返し解くことで苦手な問題も定着しやすいでしょう。
また、「Puzzle Run」というタイムアタック形式で詰碁を解くモードもあります。
時間制限がある中で、素早く正確に問題を解く力を養えるでしょう。
このように、初心者から高段者まで、効果的に詰碁力を上げたい人におすすめできるサービスです。
Android:PlayGo.gg
iOS:PlayGo.gg
囲碁くま詰碁
囲碁くま詰碁は詰碁特化のアプリです。
このアプリの特徴は、初心者から上級者まで段階別に選べる豊富な問題数です。
入門レベルの簡単な問題から始めて、徐々に難易度を上げていくことができます。
わかりやすいユーザーインターフェースも大きな魅力です。
初めて詰碁に触れる人でも、迷わず快適に学習を進められるように設計されています。
通勤時間や休み時間を有効活用して詰碁を解くことができるでしょう。
Android:囲碁くま詰碁
iOS:囲碁くま詰碁
詰碁の森
詰碁の森は、入門からプロまで対応している人気の詰碁アプリです。
このアプリの強みは、段階的な学習カリキュラムが組まれている点です。
自分の現在のレベルから始めて、確実にステップアップしていく仕組みが整っています。
正解率の記録機能もあり自分の進捗を可視化できます。
スマホで手軽に取り組めるため、毎日の隙間時間を活用して詰碁の学習ができるでしょう。
Android:詰碁の森
iOS:詰碁の森
詰碁で得られる3つの効果
詰碁を習慣的に解くことで棋力向上に役立つ効果が得られます。
- ヨミを鍛えられる
- 石の生き死にに強くなる
- さまざまな手筋を学べる
それぞれみていきましょう。
ヨミを鍛えられる
詰碁を繰り返し解くことで、囲碁の基礎体力ともいえる「ヨミ」の力を強化できます。
はじめのうちは頭の中だけで詰碁を解くのが難しく感じるかもしれません。
しかし、コツコツ繰り返し取り組むことで、頭の中の碁盤がクリアになりヨミが正確になっていくでしょう。
詰碁を解く際には、自分に都合の良い手を発見するだけではいけません。
相手の応手も最善でないと誤答となります。
そのため、詰碁を解くことで双方最善の手順を考えるクセがつきます。
ヨミの力は序盤から終盤まで一局を通して常に必要です。
よって、詰碁でヨミの力を鍛えれば、地力がつき棋力向上に大きく貢献するでしょう。
石の生き死にに強くなる
囲碁における最も基本的で、かつ最も重要な判断が「石の生き死に」です。
初心者のうちは、どういう形なら生きていてどういう形だと死んでいるのかが分かりにくいかもしれません。
数多くの詰碁に触れることで徐々に石の生き死にが分かるようになってくるでしょう。
石の生き死には勝敗を大きく左右します。
優勢な碁を勝ち切るためにも、また劣勢から逆転する力をつけるためにも、詰碁に強くなることは欠かせません。
さまざまな手筋を学べる
多くの詰碁に触れることで、さまざまな「手筋」を効率よく学べます。
手筋とは、部分的に最も効率よく石を働かせる打ち方のことです。
詰碁を繰り返し解くことで手筋を体で覚え、実戦で応用できるようになるでしょう。
詰碁で身についた手筋は、死活はもちろんのこと、戦いやヨセなど石が込み合った局面で常に力を発揮します。
詰碁の取り組み方
詰碁の効果を最大限に引き出すために、以下の手順で問題を解き進めるのがおすすめです。
- 問題を解く
- 正解や変化を確認する
- 問題図に戻って復習する
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.問題を解く
まずはできる限り自力で問題に取り組みましょう。
分からないながらも自分なりに考えてみることが重要です。
答えを確認した際に自分の考えた図とどう違うか確認することで、身に付き方が変わってくるからです。
とはいえ、分からないのに時間をかけすぎると詰碁がイヤになってしまうかもしれません。
ある程度考えても分からなかった場合は次のステップに進みましょう。
2.正解や変化を確認する
ある程度問題図と向き合ったら、次は解答を確認しましょう。
正解だけでなく、失敗図や変化図も確認することをおすすめします。
なぜその手が最善なのか、他にどのような変化があるのかを学ぶ機会になるからです。
失敗図の中にも手筋が隠されていることもあるため、すべてを吸収するつもりで目を通しましょう。
3.問題図に戻って復習する
正解図や変化図を確認したら、必ず問題図に戻りましょう。
面倒くさいと思われるかもしれませんが、ここが重要なステップです。
問題図の局面から学んだ正解や変化を頭の中で並べてみましょう。 学んだ手筋が身についているかの確認ができます。
さらに、何もない盤面から碁石をイメージするため、とても効果的なヨミのトレーニングにもなります。
詰碁に取り組む効果を最大限引き出すためにもぜひチャレンジしてみてください。
詰碁学習でよくある質問(FAQ)
詰碁学習を始めるにあたって、よくある質問と答えを紹介します。
初心者も詰碁をやるべき?
ぜひやってみましょう。
はじめのうちに最も優先すべきは実戦をこなして経験を積むことですが、スキマ時間にでも詰碁に取り組み、石の生き死にを学ぶようにしましょう。
初心者向けの簡単な詰碁問題を繰り返し解くことで、基本的な石の生き死に、よく現れる形、有効な手段などを体系的に学べます。
地力がつくため上達の速度もアップするでしょう。
毎日どのくらい詰碁をやるべき?
継続することが最も重要なため、無理のない範囲での学習がおすすめです。
アプリや本を活用し、移動時間やちょっとした休憩時間に2,3問ほど解くだけでも構いません。
時間がある日は多めに、忙しい日はちょっとだけ、というように柔軟に対応することで、詰碁楽手が習慣化するでしょう。
短期間で多くの問題を解くより、少なくても毎日継続する方が、学習効果は高いです。
詰碁は解けるまで答えを見ない方がいい?
詰碁の取り組み方として、解けるまで答えを見ない方法と分からなかったらすぐ答えを見る方法の2つがありますが、結論としてどちらでも構いません。
ご自身にあったやり方で進めていただくのがよいでしょう。
ここはプロ棋士でも意見が分かれるところです。
問題を考えるのが好きな人はじっくり取り組むのがよいでしょう。
しかし、分からないのに考え続けるのが苦痛だと感じる人は、早めに解答を確認して理解したら次に進むことをお勧めします。
ここで重要なのは、詰碁をイヤにならずに続けていくということです。
いろいろ試してみて、ご自身にあったやり方を探してみてください。
まとめ
ここまで、詰碁の基本的な知識やおすすめの無料サービス、効果的な取り組み方、よくある質問について解説してきました。
詰碁は、石の生き死いや急所を学ぶことで、勝敗を左右する「ヨミ」の力が鍛えられ、逆転勝利を引き寄せる確かな地力が身につくトレーニングです。
毎日配信やタイムアタック機能がある「PlayGo.gg」、初心者から使いやすい「囲碁くま詰碁」、段階的なカリキュラムの「詰碁の森」などの無料ツールを活用すれば、ライフスタイルに合わせて無理なく学習を進められます。
また、「問題を解く」・「正解や変化を確認する」・「問題図に戻って復習する」という3ステップを踏むことで、学んだ手筋をしっかりと自分のものにできます。
詰碁学習で最も大切なのは、短期間で無理をすることではなく、毎日少しずつでも継続することです。
初心者の方も、まずは自分のレベルに合った簡単な問題から、スキマ時間を活用して気負わず取り組んでみてください。
コツコツと続けることで確実に実力がアップし、囲碁の楽しさがさらに広がっていくはずです。